『Be better than it is.』について
『Be better than it is.』について
『Be better than it is.』は一人称の青春小説です。
長さは原稿用紙にして800枚程度でしょうか。
エンディングを含めて十五章で構成されています。
タイトルの『Be better than it is.』ですが、英語として正しいかどうかは、よく判りません。
『Be better than it was.』でないのには、私なりにメッセージを込めたつもりです。
『Be happier than I was.』でないのも、同様です。
最後まで読んで下さったら、このメッセージが伝わるかも?ですね。
最後までお楽しみくだされば幸いです。
・『Be better than it is.』について
『Be better than it is.』は、フィクション、つまり私の創作した架空のお話で、ジャンルは“青春小説”になると、作者自身は思っています。
五、六年ほど前に、「恋愛小説でも書いてみ」と言われて、書き始めたのですが、出来上がったものは「恋愛小説」とは、とても呼べないものとなってしまいました。
主人公の恋愛相手が、始まってから1/5を過ぎた頃に出てくるようでは、「恋愛小説」とは呼べません。
この作品は、ある青年が成長していく過程の一端を切り取ったもので、成長の重要な過程として「恋」を位置付けています。
主人公は、勉強以外は何もできない、地方から出てきた十八歳の青年。
そんな彼が友人達と共に、様々な体験を通して過去の自分の殻を破り、徐々に成長していく過程を描いたつもりです。
特に、女性との接触が少なかった主人公が、恐怖と不安を徐々に乗り越えながら、恋を進めていく心理に重きを置いたつもりです。
時代設定は二十年ほど前ですが、当時の基準からしても、主人公の恋は「青臭い」です。
青臭いながらも、彼は時には不安に怯えながら、時には悩みながら、時には勇気を振り絞り、恋を進めていきます。そして彼は、彼の人生を豊かにする大切な考え方を学びます。
二年がかりで書いて五年前に完成したものを、手直ししたものですが、このブログの連載中にどんどんとその姿を変えていきました。お楽しみください。
・登場人物について
・Be better than it is.登場人物
・目次
・Be better than it is.目次
・この作品はフィクションです
作品中に、特定の団体、商品名、アーティスト、作家、作品名称などが登場しますが、この作品はフィクション、つまり架空の物語であり、実在する人物、団体、商品、その他、現実世界に存在する全ての事物とは、一切関係がありません。また、それらと特に関連付けようとする意図もありません。
登場人物も全て架空の存在です。彼らの取る言動も全て架空の出来事であり、実在する人物とは一切関係がありません。
・時代背景について
特に若い読者の方には、時代背景の説明が必要だと思います。
現在と、この作品の舞台である昭和60年代では、コミュニケーション手段に隔絶した差があります。
まるでこの違いは、明治維新と高度成長期以降の差に匹敵するように思えます。
当時は最も初期の携帯電話が出始めた頃です。
一般の学生にとって、携帯電話はSFに近い存在でした。
ポケベルは存在していたと思いますが、普通の学生は、殆ど誰も持っていませんでした。
電話はまだまだ、ダイヤル式の黒電話が健在で、留守番電話が普及しつつあった頃です。
インターネットは存在していましたが、接続するホスト数が、全世界でも十万台に満たない頃です。
大学内のLANはありましたが、一般学生の下宿がインターネットに接続、などという事は想像もできませんでした。
パソコンは普及しつつありましたが、当時の主流は8ビットマシンで、16ビットマシンは憧れの存在でした。
記憶媒体は5インチのフロッピーディスクが主流の頃です。
つまり、一般の学生にとって、友人や恋人と通信する手段は、有線固定電話、つまり家の電話と公衆電話、そして手紙しかない、という時代です。
今から考えると、一体どうやって友人達と連絡をとっていたのか、と不思議に思うほどです。
自宅から通う友人に電話をすると、場合によっては友人の親が出る、という時代でもあり、異性の家に電話をする時には、緊張したものです。
『Be better than it is.』本編はこちらからどうぞ。
・作者のたわごと
(1)推薦BGM
・友人の下宿のシーン
『St.Thomas』:Sonny Rollinsのアルバム『Saxophone Colossus』より
・恋愛のシーン
『Memory』、『Tell Me on a Sunday』、『The Music of the Night』他:Sarah Brightmanのアルバム『The Andrew Lloyd Webber Collection』より (このアルバムはお勧めです)
・好みは分かれますが、最終章にこの曲はいかがでしょう?
『Domani verra(明日はやってくる)』:Luchiano Pavarottiのクロスオーバー・アルバム『ti adoro』より
・第十三章、前半部分には、Sarah Brightmanの『Memory』もいいですが、こちらも如何でしょうか?
『Starai con me(きみはぼくといっしょに)』:同上『ti adoro』より
・第十二章、「佐紀子」が「僕」にリクエストする曲
及び、第十三章で二人で一緒に聞く曲
『誰も寝てはならぬ』:『三大テノール 世紀の競演('90)』より
・Luchiano Pavarottiを延々と楽しみたい方はこちらのサイトがお勧め
Luchiano Pavarotti:Official Web Site
・こちらもなかなか
・第九章、東京の友人の下宿のシーン
サザンオールスターズのアルバム『バラッド』から適当に
・第十章、バイト週間で
『わかってもらえるさ』:RCサクセションのアルバム『76-'81&'88 ~ SOULMATES THE RC SUCCESSION』より
・第八章、デートに出かける前のシーン
『帰さない』:バービーボーイズのアルバム『BLACK LIST』より
・第十二章、「僕」がJazzと勘違いしてしまうテープ
描写とは異なりますが『C'm'on Let's go!』、『帰さない』あたりかな:『BLACK LIST』より
それでは『Be better than it is.』、お楽しみください。








0 コメント:
コメントを投稿